リョウに気合を入れる

 夕食も食べないで、アイスクリームやゼリーばかりを要求していたリョウ。
「ご飯ちゃんと食べたらね。」と何度もやさしく諭すも、一向に聞かず、
私に攻撃まで仕掛けてきて、泣きながら激怒し、アイス〜〜ぅと言っていたリョウ。
かれこれ1時間以上、ぐずぐずと言っていた。



最近、こういう傾向にあるので、久々に気合を入れてやった。

「いい加減にしなさい!!ないものはないの!お腹が空いているならオニギリ食べなさい!」と叱りつける。

まぁ、当然さらに激しく泣くわけであります。

それでも、許しません。


褒める育児が提唱されているのは、よくわかっているし、実践している。
でも、愛情を持って叱ることは、親として欠かすことの出来ない躾だと思っている。

そうしないと、年長者をナメてかかるからね。子供は。

散々、泣いて泣いて抱っこもしないで泣かせてから、ギュッと抱きしめて落ち着いた頃を見計らって、
「じゃあ、おにぎりとお味噌汁食べよっか。」と優しく話しかけると
涙をいっぱいにした顔で、「うん。」と言って、パクパク食べていた。

あぁ、サワにもこうして叱っていたなぁと思い、素直に成長している今の姿を見ると、叱ることの大切さを実感するのでした。