爪を切る

 最近はさみを使えるようになり、紙をチョキチョキと切って楽しんでいる娘。
その集中力は素晴らしく、ひとりで遊んでくれているのでいいと思っていたら・・・。


引き出しに入っていた子供用の小さな爪切りバサミで、自分の爪を切っているではないか!!

「ぎゃ〜!」と内心かなり驚いたが、私の悲鳴でビックリして深爪や指を切ったら大変なので
冷静に!!と自分に言い聞かせて、
「あれ?自分の爪切ってるの?」と穏やかに言ったつもりだったが、それでも娘は怒られていると
思い、手が止まり泣きそうに。


泣かれると面倒なので、「上手に切れたね。でも、紗和の爪はお母さんが切ってあげるから
自分で切らないでね。」と優しく言うと、爪切りを私に戻し泣かずに済んだ。

この子の場合、むやみに叱ると、叱られたことにフォーカスして意固地になるだけなので
こちらも出方を考えさせられる。


昨日は、じゃぶじゃぶ池(浅いプールみたいなところ)で水着に着替えさせようとしたら、
裸で入りたいと30分はごねてた。ダメなものはダメなのだ。ということも教えないと。
こちらも根気が要るが、子供がどう気持ちを切り替えるのかを見届けるのも結構楽しい。


それにしても、いつも楽しそうに遊ぶ娘を見ていると癒される。
寝顔を見て癒されて、起きた笑顔で癒される。
この子が生まれなかったら知らなかった感覚だということだけは事実。