七五三<着物編>
実家では、着物での七五三。
着物を着てくれるかどうかが、危ぶまれていたけどすんなり着用。
美容室へ行ってヘアメイクをしてもらう。
この過程を見ているだけでも、我が子とは思えない化けっぷりで驚きの連続。
鏡の前に座り、自分が何をしてもらっているのか凝視して微動だにしない娘。
ファンデーションを塗ってもらい、白粉(おしろい)をはたいてもらっただけで
陶器肌。(さすが2歳11ヶ月。ツルツルである。)
アイシャドウ、眉をちょっと描きたしてもらう度にみるみる人形のように可愛く
なっていくのには驚いた。子供だからと侮れない。
髪も、ホットカーラーを巻いてもらって、本格的に。
仕上がりは上々。本当に別人のように可愛くなっちゃって。涙が出そう。
あんなにおてんばな娘がしおらしく見えたけど、中身はちっとも変わってなかった。
善光寺でお参りをして、すれ違う人々に「可愛いね〜。七五三だね〜。」と
言われると、自分が褒められているかのように嬉しかった。
夫は、そんな化けた娘をみて、「結婚式は絶対泣くよなぁ。」と言ってた。
何年先だっつーの。
あどけなさが残る今だからこその可愛さがたまらなかった。