指をはさむ

 保育園に迎えに行って、買い物を済ませ、家のドアを閉めた瞬間。
一瞬の出来事。 ドアがちゃんと閉まらないと思ったら・・。
娘の指を挟んでしまった!!!

ぎゃ〜〜ぁぁぁと最初は驚いた感じで泣いたが、すんなりと家の中に。
良かった、たいした事無いんだ。と思っていたら、そんなはずもなく。

しばらくすると、ぎゃんぎゃん泣き続ける。
あぁ、こういうときに緊急医の電話番号は携帯に入れておくべき。
など、かなりの動揺。

ネットで調べようとしても、泣いてて上手くいかないし、本当にパニック。
しかし、人間パニックの状態というのは本当に醜態をさらすようなモノで、
冷静に考えれば本当に恥ずかしくなります。

人差し指と中指の爪のところと皮がちょっとめくれて、痛そう。
しかも、何も出来ない無力さを感じ、せめて病院で見てもらおう。
大丈夫とお医者さんにお墨付きをもらおうと躍起になりました。

案の定、救急患者として見てもらうが、「こんなことで騒がんでもよい」という
アドバイスをしてもらい、ようやく安心。
でも、本当に尋常でない泣き方だったんだってばぁ。

近くに誰かがいたら、こんな風にパニックにならないんだろうなと
思いながら、自分の無力さを思いながら、こうして母親みたいなことをして
着々と母らしくなるんじゃないかと思っております。

ドアに指を挟んでから、病院で手当を受けるまで、1時間くらいだったのに
ものすご〜く長い時間に感じられた。
防げる事故は防がないと。
自覚が足りんのじゃ。 と自分に渇!